配偶者控除の見直し103万円の壁


配偶者控除の見直しは以前からありましたが、今回は控除額の見直しで決まりそうな感じです。

配偶者控除とは

 配偶者控除は、配偶者が103万円以下の給与所得である場合、世帯主に38万円の所得控除を与える制度です。
 例えば妻が103万円以下の給与収入で働く場合、夫は配偶者控除(控除額38万円)の適用が受けられ収入から控除を受けることが出来る。
 その上本人も、基礎控除(38万円)と給与所得控除(最低保障65万円)の適用を受け課税されない(103-38-65=0で課税所得はゼロ)。

 この辺が問題とされているが、25歳のニート(所得が103万円以下)と生計を共にしている場合も同じ計算となる。そのため配偶者の優遇の議論と扶養の控除の議論を理解していない方もいるようです。
 配偶者特別控除が問題ならば多少分かる気もしますが、これ以上複雑な計算を増やさないで欲しいと思います。

 配偶者の所得150万円以下に改正されることでほぼ決定
 配偶者特別控除は201万円未満となるようです。

 さらに年収制限も加わりましたので年収900万円以上のかたは注意が必要です。
 




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